お久しぶりです。むにえるです。
長い間更新サボってしまって申し訳ありません。
モチベが上がらず更新できていませんでした。
夏休みに入ったので週1ぐらいで更新できたらなと思ってます。
コロナ大変ですよね…本当だったらオリンピック・パラリンピックで盛り上がっていたと思うと残念です。

長々と話していてもしょうがないので本題に入ります。
今回は私の標本の作成方法を解説します。
(と言っても別に綺麗な標本を作れるわけではないんですけどね…)
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おそらくこの夏、虫を捕まえてきて飼育する方は多いと思います。
夏の終わり、死んでしまった虫たちを土に埋めて供養するのも良いと思いますが、たまには目に見える形で残して見てはいかがでしょうか?

と言う訳で解説していきます。
(標本の作り方に正解はないと思いますので、あくまで参考程度にしてください)

まず、用意するべきものです。()内は補足です
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・展足板(百均のカラーボード)
・ピンセット(先が尖っているもの)
・標本針(志賀昆虫針3号を使用)
・何かお手本になるような画像、本
・タッパー(耐熱性のあるもの)
・ティシュorキッチンペーパー
・密閉容器
・乾燥剤(百均の布団用乾燥剤)

自分はこれらの物を用意します。
用意が整いましたら始めていきましょう。

 ー軟化&洗浄ー

まずは虫を洗浄します。
使い古しの歯ブラシ等で磨くのが一番楽かと思います。足の裏側、などが汚れが溜まっていることが多いので重点的にやりましょう。

きれいになったら軟化(足を動きやすくする作業)をします。
まず虫が入る大きさのタッパーにティシュを引きます。

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そこにティシュが浸かるくらいまでお湯(60度程度)を注いでください。それより多くても大丈夫です。
※熱湯だと目が白くなってしまうので注意

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その上に虫を乗せます。
(今回は国産カブトとベトナムのマルバネクワガタがモデルです)

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その上にティシュをかぶせ虫の体が浮かないようにします。
この状態で2時間〜1日置くと足が柔らかくなってこのあとの作業がしやすいです。

 ー展足ー

軟化が終わったら、形を整えていきます。
(今回は作業と同時に右の翅に針を刺してしまったのですが、軟化が終わったら一番最初に刺してあげるとその後の作業が楽かもしれません。)

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しっかりと水気をとったら、展足板(発泡スチロール等)の上に乗せてください。

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まずは展足板に虫の体を固定します。
自分の場合は頭角or大顎と腹部の2箇所を固定します。このとき、左右で傾きがないように固定するのがポイントです。
(おしりが青くなってるのは自分の洋服が反射しているからです。SNSに虫の画像をアップするときは、顔が映らないように注意しましょう笑)
続いて、足を揃えます。
この作業は図鑑や画像見ながらやったほうが、綺麗にできると思います。習字でお手本を見ながら書くのと同じです(たぶん)
自分は後脚からやるのが好きなので、後脚からやっていきます。
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腿節(根本の部分)を固定して、
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脛節(細長い棒状の部分)も固定して、
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最後に付節(節が複数繋がっている部分)を固定して、爪を開いたら完成。
これで1本目の脚の展足が終わりました。
残り5箇所も同じように展足していきます。

すべての足が展足し終わった状態がこちら
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展足する時のポイントとしては

・後脚から展足する
・腿節、脛節はしっかり固定する
・付節はピンと伸ばす

ですかね。妥協しないっていうのも大切だと思います。展足したときは完璧だと思っても、2ヶ月後とかに見ると「あれ?」ってなるので、再展足をして微調整してみてください。

最後に触覚を整えます。この作業が自分は一番苦手です笑。中々高さが合わないんですよね…
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触覚を整え終わったのがこちら。うん…ずれてますね笑。そのうち直します。

展足が終わったのでこれを一ヶ月程乾燥します。
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乾燥中の標本たち。今回展足したのが一番下の個体です。自然乾燥でもいいですが湿度が高いと腐ってしまうので乾燥剤を入れた密閉容器に入れるほうがいいかもしれません。

乾燥が終わったらラベルを付け、標本箱にしまいます。標本箱の中には必ず防虫剤を入れましょう。入れないと害虫にボロボロにされてしまいます。
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最近乾燥が終わって標本に入れた個体たち。(左からミンダナオヒラタ、ネバービスカヤヒラタ、スマトラヒラタ)
数が増えると展足も雑になってしまいますね…
早いうちに再展足したいと思います。

と言う訳で以上が私の標本の作成方法です。
あまりうまく解説できていないので、参考になるかは不安ですが夏休みの自由研究の助けにでもなるといいなと思います。
Twitter(@munieruuuuuu)のほうで日々展足した標本をアップしていますので気になった方はぜひご覧ください。(フォローもお願いします笑)

ではまた〜